最近、時間がなくドラマや映画を家でも見る事がなかったんですが
今うーたがインフルエンザで家に引きこもっているので
どうせテレビつけてるならAmazonプライムで映画でも見るかと思い
見つけた。
「うさぎドロップ」
うーたの鼻水を5分に一回拭きながら
見ていました。
2011年の震災の後に公開された映画だったんですねぇ。
名前は聞いた事あったんですが
見た事ありませんでした。
内容は
27歳のダイキチさんが
祖父の隠し子リンちゃん6歳を引き取って育てるというお話です。
甥っ子27歳が叔母さん6歳を育てる.....
すごい設定だなぁ。
見ていて何か自分の生活を客観的に見ているような気分になりました。
育児で右も左もわからない男性が保育園をどうするかとか。
送り迎えの電車とか。
仕事と育児の両立で残業のない部署に移動するとか。
協力してくれる周囲の人の暖かい気持ちとか。
親として経験不足で子供の発熱に気付けなかった事とか。
それでも子供が頼ってくる唯一の存在は育てている親なんだとか。
全部自分の経験に置き換えられて
涙が出てしまいました。
鼻水も出るので
うーたと自分でティッシュの消費量半端ないw
映画なので作られた設定ではありますが
物語の冒頭
ダイキチがリンを預かる経緯で
ダイキチの母親が「子供一人育てるのどれだけ大変かわかってるの?今まで私がどれだけ自分を犠牲にしてきたか...何にも知らないくせに!」
というセリフがありました。
犠牲。
確かに自分の人生犠牲にする面もあるとは思います。
自分もこんな事をお客様に言われた事ありました。
この間お客様に言われた事。
「偉いねー普通親とかに預けて自由にするんじゃない男だと」
偉い?
普通?
自分からしたら
この子の成長を1日でも
見られない状況が
異常だ。
偉い?
男だろうが女だろうが
親に性別なんて関係ない。
自分は普通に生きている。— やましんぐる (@yamashinguru) 2017年12月22日
自分は普通に生きている。
自分で偉い事してる感覚って無いんです。
そして犠牲にしてるって感覚もそんなにありません。
ただ大事な物を守る為にやるべき事をやって
日常を過ごしています。
この作品の主人公ダイキチも
身体的な疲れや悩みはあるけど
なんで自分だけがこんな環境にいるんだって
人生を悲観していません。
むしろ幸せを感じていると思います。
自分も娘がいるという事で幸せです。
笑顔が生きる支えになるし
知らなかった事を学ばせてくれる
確かに自分がしたい事は出来ないかもしれない
それが自分の人生を犠牲にしているって事なのかもしれないけど
今はどんな事を犠牲にしても
自分は子育てがしたい。
その事で見られる幸せが多いって感じています。
この作品を見て
父性、いや
親として性別は関係ないと
再確認出来たと思います。
うさぎドロップの原作は読んでいなくてわからないので
ネットで調べたみたところ
親子の結末という事にはならないみたいですが
子供を持つ人なら何か感じる作品だと思います。
もう7年前の作品なので
知ってる方の方が多いと思いますが
知らない方は是非お勧めです。
それと今うーた2歳で
リンのように6歳になったらこんな風にコミュニケーションが取れるようになるのかなーって
すごく楽しみになりました。
それでは引き続きインフルエンザと戦ってきます。
しーゆー。