大概シングルでブログを書いている人が
取り上げていそうな
「イクメン」という言葉。
ここ最近はイクメンという言葉を批判する事が多いのかなと感じております。
自分の子供育てるの当たり前なのにイクメンとか言ってんじゃねーよぉぉ。
的な感じ。
自分もイクメンという言葉自体はあまり好きではありません。
きっと昔の時代の男が家事なんてしないという古い考え方から今の夫婦で家事も仕事も協力するという時代に変化する過程で生まれた言葉なのかなぁと思います。
なので自分の環境、経験した事を元に感じる
やましー的イクメンの定義をお伝えしようかと。
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イクメンの定義
自分が勝手に思っている定義
ズバリそれは
「最初から最後までちゃんと知っている」
という事です。
うん。
これだけじゃわかんないですね笑
例えばお風呂
子供と一緒に入り
子供の身体を洗ってあげて
「おわったよーぉ」
とお風呂場から奥様を呼び
子供を奥様に渡して終わり。
もしこれが
「お風呂は自分が入れている」
と思っていたらちょっと違うと思うんです。
確かにお風呂に子供を入れています。
でもこれ表面的な事しかしていないんです。
まずお風呂に入るには
掃除して
お湯張って
細く言えば
ボディソープ等の洗剤も用意しなければなりません。
準備が必要ですよね。
そうして子供と入浴。
お風呂を出た後は
身体を拭いて、
必要なら保湿クリーム塗って
動きまくる子供にオムツ履かせて
パジャマ着せて
髪乾かして。
大体この行程を辿るんじゃないでしょうか。
なのでお風呂という項目に対して
子供をお風呂に入れるという行為は
準備万端に用意されている事の1行程に過ぎないと思うんです。
他に例を上げれば
食事
子供に食べさせてあげるという行為も一つの行程であって全てではありません。
まず献立を考え食材を用意する
調理する
後かたずけをする。
お出掛け
子供の洋服が何がどこにあるのか把握する
オムツや哺乳瓶、お尻拭きなど何が必要なのかを把握する(年齢によりますけど)
ベビーカーや抱っこ紐の使い方を知っている
家に帰宅した後用意した物の片付け。
他にも生活する上で色々な事があると思います。
これを全て自分でやらなくてはならないという話ではなくて
全ての行程を知っているという事が大事だと思います。
だって奥様はみんなその行程を知っていますから。
2人の子供を2人で育てているんだから
片方だけが知っているっておかしな話だと思いませんか?
きっとどちらも同じ気持ちで育児に取り組んでいたら
自分が代わりにやってあげているという考えから
自分の代わりにやってくれていつもありがとうに変わるんじゃないかなと思うんですよね。
自分はそういう考え方が出来る男性が
イクメンなんじゃないかと思います。
じゃあ旦那さんの負担大きいんじゃない?
だって男は外で仕事して疲れてるしその上
家の事まで熟知しろなんて男の負担が多いじゃねーかぁ。
確かにその考えもありますね。
しかし父親の仕事と母親の家事、育児という物はジャンルの違う労力があると思うんです。
父親の仕事、世の中にある仕事って様々な物がありますが
疲れを感じるのって日々色々なプレッシャーなのかなと思います。
人間関係、立場、目標など。
もちろん肉体的な疲れもあります。
その疲れを家で癒したい。
母親の家事、育児は終わりが見えない。
絶えず続くルーティンワークの家事。
育児に関しては子供に与える物に責任を感じ、
時に子供が泣き止まず感じる不安。
簡単な事すら自由に動けずなかなか出来ない葛藤。
それを旦那さんが帰ってきたら少し代わってもらいたい。
労力のジャンルは違うけど
感じてる負担は一緒だと思うんです。
どちらかが負担が大きいなんてないんですよ。
でももしお互い感じている負担を
自分の方がー
私の方がー
ってなってしまうと
どんどん相手を尊重できる余裕がなくなってきてしまうのかなと。
お互い見えない労力にはなかなか気が付かない物ですよね。
そこに気付いている夫婦はきっとずっと良好な関係を続けていけるんだろうなって思います。
自分の女友達や知人からも
もう旦那くそすぎる
って聞く事多いんですが
きっと
奥様は旦那様なりに仕事で努力している事を
その労力をもう少し認めてあげて
旦那様は日々家を守る奥様の努力に感謝したら
そんな愚痴でないんじゃないのかなって
思ったりします。
前自分こんなツイートしました。
パパが仕事してる姿をドキュメンタリー風の映像にして
ママが育児をしてる姿をドキュメンタリー風の映像にして半年に一回夫婦でそのドキュメンタリー風の映像テレビでみたら
離婚って減りそうな気がする。そうゆうサービス生まれないかな。
— やましんぐる (@yamashinguru) 2017年9月28日
夫婦のドキュメンタリー風
見えない努力を見える化。
こんなサービスできたらなんか
少しのすれ違いの重なりでお互いの信用無くして
最悪お別れーって減るような気がします。
まぁ人間そんなに簡単じゃないかぁ...
すいません。
なんかすごく脱線してしまいました。
まとめ
今回のイクメン定義でしたが
シングルパパの自分が誰かに
育児を代わってあげるというのは変です。
誰かが代わりに娘を見てくれたら
自然とありがとうという言葉が出ます。
これって1人じゃなく夫婦2人でも同じ事ですよね。
「最初から最後まで知っていて」
奥様に自然と「ありがとう」と言えるという事が
勝手に自分が思うイクメン定義です。
なので
「やましーさんってイクメンですねっ」
って言われたら
メンだけどウーメンでもあるから
自分は
この子の親ですって答えます。
ではこの辺で
しーゆー。